アジャイル
DXコンサルティング×アジャイル実践×技術力を備え、アジャイル導入~スケーリングまで一貫して伴走
急速な行動変容やビジネス変化が求められる中、企業内ではDXの推進が急務となり、これまで以上にプロジェクトの高速化が進んでいます。この高速化に対応するには、顧客からの素早いフィードバックの収集を短期間で繰り返しながら、計画を柔軟に変更し、進化・改善を続けるアジャイル型アプローチへの変革が有効です。アジャイル型アプローチは単なるシステム開発手法にとどまらず、組織変革の手法としても用いられています。
Ridgelinezのアジャイル型アプローチでは、豊富な実践経験を有するコンサルタントが経営戦略・テクノロジー・デザインに加えて、プロセス・組織文化・アーキテクチャ・スケーリングを合わせた7つの領域を織り重ねてEnd to Endで課題解決をご支援します。(図1)
【図1】アジャイル変革のフレームワーク「Ridgelinez Agile Traverse Components」
アジャイルな組織への変革は、現時点のDX・アジリティレベルに応じて、段階的に推進していくことが肝要です。Ridgelinezでは、立ち上げ・実践/改善・拡大の3つのフェーズを定義し、それぞれに応じたメニューを用意しています。(図2)
【図2】アジャイル変革のフェーズを示す「Ridgelinez Agile Transformation Line」
また、世界標準のアジャイルフレームワークを踏まえつつ、日本企業の特性に合わせた独自のアジャイルフレームワークとアセットを保有しています。
これらのフレームワークやアセットに基づき、最初のアジャイル・チーム組成やビジネスユーザーの立ち上がり、スモールスタートからご支援いたします。複数のスクラムを有機的に連動させ、それを徐々に拡大することで組織全体でのビジネスアジリティ、競争優位性を持つ大規模アジャイルの実現まで、お客様に伴走し、実現を支援いたします。(図3)
【図3】ビジネスアジリティ実現と大規模アジャイルへの道筋を示す「Ridgelinez Agile Traverse Roadmap」
Ridgelinezは、実際のプロジェクトでのアジャイル開発支援から、アジリティの高い組織・チーム作りまで、アジャイル型アプローチへの変革を成功に導くための具体的な各種支援を、コンサルティングにとどまらず、最後までお客様に伴走します。
<ご参考>
実践のプロが解説する、アジャイル型アプローチの「7要素」
いまやアジャイル開発は必須の存在。全社規模での変革における「成功の鍵」とは
アジャイルサービスを拡充し、独自のフレームワークでスケーリング支援を開始
パンフレット
アジャイル 事例紹介
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アジャイルのEnd to End、新規サービス開発からプロダクト開発の内製化成功まで一貫して伴走支援
大手カメラメーカーのお客様は、従来のものづくりから脱却、新規事業の立ち上げを目指していました。
アジャイルへの初めてのチャレンジ、新規事業開発という挑戦的なプロジェクトにおいて、Ridgelinezがビジネス企画、アジャイル開発の両面から支援しました。さらに、お客様自身によるアジャイル開発体制の内製化も実現、End to Endで一貫して伴走した成功事例です。ビジネス企画のフェーズにおいては、業界の最新動向について調査・分析し、競合他社との差別化を図りつつ、アジャイルでのプロトタイピングにより、ユーザー・利用者価値を検証しました。その後、アジャイルの特性を活かし、ビジネス企画とシステム開発の両面からのアプローチにより、PoC(プロトタイプ)、本格開発、サービスリリースまで、シームレスに昇華させることができました。
Ridgelinezのアジャイルに精通したコンサルタントと専門家、豊富な実践経験とナレッジによって、お客様の初めてのアジャイル・プロジェクトを成功へと導き、持続的な開発・運用体制の構築・移行に成功しました。
<ご参考>
Ridgelinez、ニコンと川崎フロンターレの新サービス「フォトサポ」の企画からアジャイル開発、社内運用体制構築までを支援 -
アジャイル開発による顧客リコメンドシステム、スピードを活かした短期リリースに成功
大手エネルギー会社のお客様において、顧客の購買履歴・契約状況をベースに、来店時にリコメンド情報・過去の成約情報を店舗スタッフにPush通知、効率的な販促と、顧客満足度向上を実現した事例です。
UXに関わる部分を中心に、要件定義を厳密に固定せず、実装を見ながら現場で実際に使えるシステムをクライアントと一体になって作り上げることに注力しました。結果、アジャイルによるスプリント(※)を回し(計10回)、6か月での短期リリースを実現できました。
コロナ禍の中、プロジェクト基盤、コミュニケーションツールを最大限に活用したリモートアジャイルを実践し、システム全体の進捗コントロールおよび品質確保に成功しました。
- ※アジャイル開発の1つであるスクラム開発の基準となる、短く区切られた期間。
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アジャイルマインド変革、DXを加速化する組織アジリティ向上に成功
大手金融機関のシステム子会社のお客様は、親会社からの案件対応が中心で、自発的に行動できる社員が少なく、保守的な行動・思想にとどまる文化が課題でした。激変するビジネス環境に対応できる組織にするため、組織変革への行動を起こせる個人のマインド育成を目指していました。
Ridgelinezでは、組織アジリティの実現をゴールとし、その礎となる個人のマインド変革としてアジャイルの考え方の浸透に着目しました。アジャイルの考え方を実践しながら体得できるワークショップ型のオンライン研修プログラムを開発し、現場での実践が期待できるメンバーを中心に幅広い年齢層、職位から選抜して研修を展開しました。またクライアントの現場において、組織変革マインドの定着を促す支援組織の創設もサポートしました。
その結果、クライアントからは、「受講者を中心に現場での行動変化が起きており、定着に向けた現場支援策と併せて、組織変革へ踏み出すことができた」という評価をいただきました。