ヘルスケア
ヘルスケア業界の様々な課題解決施策で、ストラテジックな計画立案を行い、企業を支援
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はオンライン診療/服薬指導などヘルスケア業界におけるDXを加速させるきっかけとなりましたが、それ以前から、マイナンバーカードによる本人確認、服薬情報共有、電子処方箋など医療機関、調剤薬局などを取り巻く環境は大きく変化しています。また、医療は従来の万人に対応したものから、個人のDNAや病状などによって対応を変化させる個別化医療(personalized medicine)へ向かっています。この意味で、医療が行われる医療機関とヘルスケアバリューチェーンがつながる検査機関・医薬卸・製薬メーカー間の情報連携は不可欠となっています。
製薬業界では、医薬品の使用の根拠となる全データには、グローバルレベルで完全かつ一貫性を持った管理と保管が求められます。グローバル化に伴う国内外からの規制当局の査察や照会への対応、データ管理の厳格化が求められるデータインテグリティーへの対応は急務です。また国内では、後発品の品質管理偽装問題により品質データの見直し対応も課題となっています。
国民・生活者の健康を守るヘルスケア関連の企業群には大きな改革と新たなビジョンと実行が期待されています。
Ridgelinezは、医薬品のトレーサビリティー、データドリブンによる医薬品研究・開発、医師を代表とする医療従事者の働き方改革、未病・健康サポート薬局での情報利活用など、様々な課題解決施策を用いて、ストラテジックな計画立案を行い、企業を支援します。
支援の際は、インダストリー特有の業務・ビジネス課題解決施策を持つコンサルタントと、コンピテンシーコンサルタント・テクノロジーコンサルタントがチームとなり、絵に描いた餅に終わらせない実践的な実行計画を策定します。
ヘルスケア業界 事例紹介
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医薬品卸におけるサプライチェーン全体最適化計画支援
ある医薬品卸業者のクライアントは医薬品メーカーの生産最適化へ貢献し、サプライチェーン全体最適化の計画立案構想を検討していました。
Ridgelinezは医薬品の情報共有プラットフォームとして、医師の医薬品利用状況の情報を収集する環境と、メーカーと情報を共有する基盤の構築をクライアントと協働で企画し運営することにより、医薬品サプライチェーンに新たな価値を提供しました。
最適な医薬品情報の共有による医療体制・医療現場の維持に貢献すべく、卸・メーカー一体となって活動しています。