行政サービス
社会や都市の特徴を活かしながら、ユーザーの視点に立ち返り、持続可能な社会をデザイン
世界の各都市は、市民生活環境の改善に向け様々な都市機能に焦点を当てながら、独自のスマートシティ化に取り組みつつあります。世界の代表的なスマートシティの取り組みでは、SDGsに準拠しながら、市民生活のUX向上と、 都市づくりへの市民の積極的参加を実現しようとしています。
国連の人口予測によると、都市人口の比率は2050年に68%になると言われています。この過程で発生する様々な問題に対処していくためにも、スマート化への取り組みが必要になります。しかし、社会や都市が直面する課題は、経済不安、格差是正、境域、ヘルスケア、交通、治安、高齢化と非常に広範なものになり、その1つ1つが広く深い課題であり、これらを一気に解決しようとするのは現実的ではありません。
これらの課題を解決していくためには、各社会や都市の特徴を活かしながら、住民や旅行者といったユーザーの視点に立ち返り、本質的な課題を抽出し、そのうえで社会や都市ならではの戦略を打ち出し、魅力を向上させ、持続可能な社会をデザインしていく必要があります。
そこでは、広範な課題を一気に解決しようとするのではなく、コンパクトに進めていくことが肝要です。スコープを広げ過ぎず、具体的な施策を実施し、その効果を見極めながら見直しを図りつつ、社会や対象地域や都市が成長を遂げ、独自のモデルを形成していくアプローチが有効です。
そして、複雑な課題に対応するために、これまでの個々の組織の領域を超え、様々なステークホルダーがつながったエコシステムでの対応が必要になります。
Ridgelinezは、社会や都市が直面する複雑かつ難解な課題に対して、クライアントの皆様と共に戦略を策定し、議論を通じて施策立案／実行し、社会変革の伴走者として支援します。