生成系AIコンサルティングサービス

生成系AI技術の導入と倫理面や正確性、安全性の両立を図りながら、業務改革や新サービス創出を支援します

生成系AIのビジネス活用における正しい向き合い方とは?

AIチャットボットの急速な普及により、生産性を向上する技術として生成系AIへの注目が高まっています。生成系AIとは、人工知能技術の1つであり、大量のデータを学習して新しい文章やコンテンツを生成する能力を持ったシステムを指します。

生成系AI活用により、企業活動において様々な領域で変革が加速すると予想されています。例えば、言語処理が煩雑であるためにこれまでのAIでは対応が難しかった業務を効率化したり、クリエイターが担ってきた画像や文章を大量に作成する作業を遂行したりするケースなどが想定されます。

多くの企業で生成系AI活用を前提とした検証が進むと考えられますが、競合に対する優位性を築いていくためには、AIが担うべき領域と人が担うべき領域を正しく理解し、効果が出やすい領域をいち早く見極め、戦略的なアプローチで検討を進めていくことが重要です。一方で、誤った使い方をすると、逆作用を招く危険性があるため、企業や組織で活用を促進する際は、その特徴を正しく理解して導入する必要があります。

図1 生成系AIと人間が担う領域・役割図1 生成系AIと人間が担う領域・役割

社内実践や富士通グループの
AI技術・研究の知見を
組み合わせた包括的な支援

Ridgelinezでは全社でChatGPT4を業務活用しており、各種社内システムとのAIインテグレーションにより日々アップデートを行うことで、システム運用やセキュリティ対策も含めた実践知を蓄積しています。さらに、富士通人工知能研究所の最新AI技術やAI倫理研究、AIトラスト研究センターの信頼性や安全性に関する研究など、富士通グループの知見を組み合わせることで、包括的な視点でクライアントを支援します。

Ridgelinezが提供する生成系AIコンサルティングサービス

生成系AIコンサルティングサービスは企業や組織が生成AI技術を効率的に活用し、企業の競争力向上やイノベーション推進を支援するサービスです。サービスは、アセスメント、実証実験(PoC)、実装の3つのフェーズから構成されています。

図2 生成系AIコンサルティングサービスの概要図2 生成系AIコンサルティングサービスの概要

アセスメントフェーズ

Ridgelinezでの社内実践を通じて得られた適用アイデアをインプットに、適用可能性のある業務スクリーニング、GPT利用シーンマップ策定を実施します。生成AI技術は急速に進化しており、多くの新技術が開発されています。その技術トレンドや内容を把握することで、適用のアイデアを得ることができます。利用する際の注意点を考慮することで、より理解が深まり、適切な検討が可能となります。

図3 アセスメントフェーズ図3 アセスメントフェーズ

PoCフェーズ

活用シーンマップから有力なUse Caseを定義し、MVP(最小限の機能を有した製品)を構築するためのPoC計画を策定します。PoCを実施し、評価することで、AI技術の適用可能性、期待される効果、課題や改善点を明確にし、生成AI導入の成功確率を高め、実装フェーズへのスムーズな移行を促進します。

図4 PoCフェーズ図4 PoCフェーズ

実装フェーズ

PoCフェーズで得られた知見をもとに、業務モデルの設計および実装開発を実施します。同時に運用ルールの策定など、導入に必要な要素を整えます。

図5 実装フェーズ図5 実装フェーズ

Ridgelinezの専門家チームと
富士通グループの
AI技術・研究チームが
End to Endで支援

本サービスを提供する専門家チームは、業務デザイン、UXデザイン、AIテクノロジー、アジャイル開発、システムアーキテクチャ、情報セキュリティ、各分野のプロフェッショナルで構成されます。アジャイル手法を用いたサービス導入により、スピーディに活用可能性を評価し、適用業務スクリーニング、Use Case設計、PoC設計を行い、実装開発までEnd to Endで支援します。

また、富士通株式会社(※)の先端AI技術を素早く試せる新たなAIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi(小槌:コヅチ) (code name) - Fujitsu AI Platform」の展開を進めている富士通研究所の先端AI技術や、AIトラスト研究センターによるAIの信頼性に関する研究結果であるAI倫理技術、さらにAI倫理ガバナンス室の知見を取り入れ、品質の高いコンサルティングサービスを提供します。

図6 支援体制図6 支援体制

(※) 富士通株式会社:本社 東京都港区、代表取締役社長 時田 隆仁

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リーダーシップ

野村 昌弘

野村 昌弘Masahiro Nomura

執行役員Partner
Business Science Practice Leader

流通業、製造業におけるSCM改革、業務改革、IT戦略コンサルティング、業界横断型のサプライチェーン構造変革、標準プラットフォーム策定を多く手掛ける。富士通の経営戦略室にて、政策渉外、経営戦略室にて、経営戦略策定業務に従事。成長戦略、事業売却を担当。富士通総研 Business Science Group長を経て、現職。近年はBusiness Science Practice Leadを担当し、Data Driven Managementの立ち上げを支援。Data Analytics Center などの組織組成など、データ活用型企業への変革に向けたプロジェクトを多数推進している。

藤本 健

藤本 健Takeru Fujimoto

執行役員Partner
Risk Management Practice Leader

富士通入社後、コーポレート部門を経てコンサルティング部門に異動。その後、約15年にわたり、電力・ガス、製造業、金融機関など幅広い業種向けにサイバーセキュリティや事業継続・内部統制、ITガバナンスなどのリスクマネジメントのコンサルティングを手がける。電力システム改革時のIT変革コンサルティングにも従事。富士通総研を経て現職。

伊藤 清隆

伊藤 清隆Kiyotaka Itou

執行役員Partner
Enabling & Integration Practice Leader

エネルギー、製造、情報通信、不動産など幅広いクライアントに対し、DX/IT戦略構想策定、ローコードPF+アジャイルによる新規サービス事業開発・業務変革、内製化人材育成支援を多数手がける。富士通においてはメガバンクにおける多数の大規模システム開発のPM、デジタルソリューション企画開発責任者を経て現職。執行役員Partner兼CIO。