IT投資管理
（ITコスト最適化、
IT投資ガバナンス）
経営判断の的確性と迅速性を実現するためのIT投資マネジメント・ガバナンス
国際競争が激化する中、企業の経営判断には的確性と迅速性が求められます。そのためには、経営資源と投資ニーズを統合的にマネジメントし、戦略的IT投資へのシフトを通じて、IT価値を最大化していく、IT投資マネジメント・ガバナンスが必要不可欠です。
一方、日本企業の多くは、過去の個別最適の積み重ねによりITシステム運用費の増大が続き、全体最適に基づく戦略的IT投資シフトができない現状が見受けられます。
戦略的IT投資シフトを実現するためには、経営層のトップダウンの下、事業・業務部門の戦略や方針に寄り添いつつ、全体最適を目指して重複している業務・システムを整理していくITシステム最適化のアプローチ、併せて、レガシーのITシステム運用費も整理していくIT予算最適化のアプローチがあります。
Ridgelinezは、グループ会社である富士通本体のIT投資マネジメント・ガバナンスの実現に向けた「ITシステム最適化」「IT予算最適化」の支援実績を基に、お客様のIT投資マネジメント・ガバナンス高度化プロジェクトの企画から設計・開発・運用までEnd to Endで一貫して伴走、その実現と成功をご支援します。
Ridgelinezは、IT投資マネジメント・ガバナンス高度化に向けて、業務・ITシステム・IT予算の3つの領域を横断する、5つのコンサルティングサービスをご提供します。
・IT投資管理コンサルティング：経営企画・財務・各業務の専門家が、新しい業務プロセスやロードマップを策定
・組織変革コンサルティング：関係者の合意と協力のためのステークホルダーマネジメント
・テクノロジーコンサルティング：全体最適のシステム構成やソリューション導入
・アーキテクチャコンサルティング：エンタープライズレベルのアーキテクチャ策定
・プロジェクトマネジメント・コンサルティング：プロジェクト運営と管理
Ridgelinezは、グループ会社である富士通本体のIT投資マネジメント・ガバナンスを実現した支援実績、その他多くの企業様の支援実績を通じて、高い専門能力と豊富なナレッジを保有しています。これらのケイパビリティをお客様のニーズに合わせてベストミックスでご提供、プロジェクトの成功へ伴走支援します。
【図1】RidgelinezのIT投資管理サービス
IT投資管理（ITコスト最適化、IT投資ガバナンス）事例紹介
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国内大手製造業 富士通のIT部門変革の実践
国内大手製造業である富士通は、グローバルで事業展開し、リージョン・グループ企業ごとにITシステムを構築・運用し個別最適化してきた結果、ITシステム数はグループ全体で4,000以上に達していました。
グローバルでの経営判断の的確性および迅速性向上のために、IT部門変革が急務の経営課題と考えていました。IT部門変革は、IT投資マネジメント・ガバナンスとして、ITシステム最適化・IT予算最適化を同時並行で進め、業務・システム・IT予算の3つの領域にわたる大きな変革になります。
Ridgelinezは、新業務プロセスやガイドライン策定、新業務プロセス導入におけるステークホルダーの合意とエンゲージメントのための組織変革管理、グローバルベストプラクティスのソリューション選定と導入支援、そしてプロジェクト運営と管理を全面支援しました。
その結果、プロジェクトは企画・設計・開発・リリースを完了、新しいIT投資マネジメント・ガバナンスによる運用プロセスを開始しています。富士通のIT部門は、今後も中長期的なロードマップに基づいて、より一層の変革を加速していきます。
