ESG変革支援
サステナビリティ経営の実現に向けたESG情報管理基盤導入を支援
企業が中長期的な視点で持続的に成長していくためにサステナビリティ経営を目指すうえで、ESG(Environment[環境]、Social[社会]、Governance[ガバナンス、企業統治])に配慮し、社会的信頼性を高めることが求められています。また、企業にはステークホルダーに与えるポジティブまたはネガティブな影響についての説明責任が求められ、サステナビリティ情報開示の義務化に対応する仕組みづくりが加速しています。
Ridgelinezは、いま企業が持続していくために求められる①パーパス、②事業、③人・組織という企業を構成する3つのレイヤーの提供価値を「人起点」で捉え直し、持続的な経済価値につなげられるよう変革を伴走します。
企業戦略としてのサステナビリティ戦略立案(Strategy)から、その戦略を実現するための非財務データや情報開示データの収集・蓄積・可視化/分析などを可能とするESG情報管理基盤導入や周辺システムを含めた最適なアーキテクチャ設計(Technology)、そして、データドリブン経営を可能とするデータの可視化(Design)まで、End to Endでご支援します。
【図1】ESG経営を実現する、戦略からガバナンス、組織風土改革、ESG経営情報プラットフォーム導入・推進を4X思考で多角的に支援
Ridgelinezは、サステナビリティ情報開示に取り組むプロセスとして重要なのは以下の2点と考えます。
・「人」を起点とした部門横断型の体制構築
・データの正確性の担保やプロセスの明確化を行ったESGデータ収集・蓄積・可視化
広範囲にわたる開示項目のデータを準備するには、企業内で部門別、もしくはシステム別に管理されているようなデータを収集してくる必要があります。情報を一元化するためには、データを管理するデータオーナーたちを「つなげる」役割が必要となります。私たちは、企業の外側からニュートラルな目線で各部門との調整役を担い、チェンジマネジメント・ステークホルダーマネジメントを駆使して、部門横断型の体制構築を実現します。「人」が集まれば、「人」が管理するデータも集まります。それぞれのデータの正確性を確立しながら丁寧にデータの一元化を実現するESG情報管理基盤導入につなげます。
ESG変革支援 事例紹介
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グローバルに展開する日系IT企業向けCSRD(企業サステナビリティ報告指令)対応支援
欧州に子会社が存在する日系IT企業は、2026年のCSRD情報開示に向け、欧州子会社からのデータ収集・蓄積・可視化を実現するためのESG情報管理基盤の構築を目指していました。
関連部門が多いことから、ガバナンスを効かせるためにプロジェクト憲章を策定するところから始め、CSRDレポート作成に向け、ESRS(EFRAG)の分析・データ特定などの業務検討支援を行いました。そして、ESG情報管理基盤としてグローバルスタンダードなデータ収集・蓄積・可視化ソリューションの導入を支援しました。
本事例で得た規制対応のノウハウは汎化し、他企業展開にもつなげています。 -
製造業(空調・家電業界)向けCSRD(企業サステナビリティ報告指令)対応事前準備支援
クライアントが今後CSRD対応に取り組むにあたり、どのような準備をしていく必要があるのかを明確にするため、他社のCSRD取り組み状況の調査を実施しました。調査対象としては、グローバルの投資家・研究者・学者、企業、国内企業など幅広く設定しました。
以下4点の観点で調査することで多角的な調査結果をご提供することができました。1.CSRD対応に関する企業の動向リサーチ
2.業務観点
3.システム構築観点
4.プロジェクトマネジメント観点
この調査結果を受け、クライアントは自社のCSRD対応の方向性検討につなげることができました。