IT構成管理(IT資産管理)

ホームサービスIT構成管理(IT資産管理)

ITガバナンスの起点となる構成管理・資産管理の高度化を支援

昨今、多くの企業でマルチクラウド活用が進み、ITインフラが複雑化し、PC・タブレットといった業務端末やワークプレイスの多様化が進んでいます。このように複雑化・多様化するIT資産を把握・可視化できていないがために、多くの企業がセキュリティやライセンス違反などのリスク増大や管理工数の増加といった課題を抱えています。これらの課題を解決するためには、IT資産を一元管理・自動化するための仕組みが必要不可欠です。その仕組みを導入することによって、ITサービスの品質向上や管理工数の削減につながり、攻めのDXに注力できるといったメリットを享受できるようになります。

Ridgelinezには、IT構成管理および資産管理の高度化に向けた戦略計画の策定から、ソリューション選定・設計・開発・展開・運用といった各フェーズをEnd to Endでご支援できるケイパビリティと実践知があります。また、社内のプロセス設計やステークホルダーに対する啓発活動についても、チェンジマネジメントといった実績のある手法を用いながらご支援することが可能です。

【図1】IT構成管理・IT資産管理の全体像【図1】IT構成管理・IT資産管理の全体像

IT構成管理・資産管理の領域では、管理対象のITインフラやステークホルダーが多岐にわたるため、ソリューション導入・展開の複雑性が増すことになり、社内を巻き込み協力体制を確立することが必要となります。そのため、戦略策定フェーズを設け、その中でITソリューションやアーキテクチャの中長期計画だけでなく、社内の啓発活動や業務プロセス確立のためのロードマップを作成することが重要です。

戦略策定フェーズでは、IT構成管理の先にあるセキュリティ高度化やIT投資管理といったゴールを見据えた中長期のロードマップを描きます。そのうえでITインフラの種別やボリューム、ステークホルダーの数や所属を確認し、後続フェーズの導入・移行計画を策定します。また、業務刷新による抵抗感や摩擦を最小限にするため、ステークホルダーを分析し、綿密なコミュニケーションを計画・実行することにより変革の実現をご支援します。

IT構成管理(IT資産管理) 事例紹介

  • 日本最大級の構成管理基盤導入に関する戦略計画策定支援

    日本最大級の構成管理基盤導入に関する戦略計画策定支援

    ある製造業のセキュリティ部門では、リアルタイムで保有資産の情報を把握し、セキュリティ対策を実施したいが、年に数回実施されるIT資産棚卸の情報しか保有していない、という問題がありました。

    Ridgelinezは、リアルタイムにIT資産の情報を把握し、早期の脆弱性検知および是正対応を実現するためのソリューション導入・運用ルールの策定を行いました。
    導入部門の抵抗感を減らし、スムーズに導入するための戦略策定から実施することで、早期導入を実現しています。

    また、今まではExcelなどでデータを集計していたため、経営層や部門長への報告にあたり、膨大な工数をかけて数週間前の情報を提供する形となってしまっていました。しかし、是正対応状況も含め、情報を集約することで、リアルタイムで正確な情報を簡単に報告できるようになりました。
    加えて、IT資産が可視化されることにより、地域や部門ごとに同目的のシステムが多数構築されていることが分かったため、システム統合によってシステム維持費用の削減にもつながっています。

Technology Excellenceサイトはこちら