変革を行うのは「人」。人の心が動いてこそ変革は成し遂げられる。

変革実現の途上では、チェンジリーダーだけでなくステークホルダーに多くの労力がかかります。また変革の度合いや期間により、ステークホルダーの抵抗や摩擦の大きさが変化します。

Ridgelinezではプロジェクトマネジメントを体系化したPMBOK®と対になる、チェンジマネジメントを体系化した「OCM（Organizational Change Management）」を基に、組織的な変革をご支援します。

OCMは組織やプロジェクトにおける変革を人のソフト面にフォーカスして科学的・体系的に管理する手法です。変革の成功は、人々の心が動くことで成し遂げられます。

以下のようなアウトプットや手法を用いて、チェンジマネジメントを推進します。

①変革ビジョンの策定
②チェンジマネジメント計画の作成
③チェンジリーダーシップ体制の確立
④ステークホルダー分析
⑤変革の影響分析
⑥コミュニケーションプランの策定
⑦変革成熟度診断

【図1】チェンジマネジメントで管理する領域

変革ビジョンの策定では、目指すべきゴールを設定し、変革によって生まれる成果を明確にします。チェンジマネジメント計画では、変革で具体的に変わるものを定義し、スポンサーやキーステークホルダーの同意を得るための計画を策定します。

チェンジリーダーシップ体制の確立では、チェンジを実施する体制を定義します。チェンジそのものに関する変更はあらかじめ取り決められた変更管理プロセスを通じて行います。ステークホルダー分析では、プロジェクトに対する各ステークホルダーの役割や影響力を分析し、肯定的 / 中立的 / 否定的のいずれに位置づけられるのかを常時トラッキングし、管理下に置きます。

変革の影響分析では、変革によって生じる影響を評価します。特にキー・ステークホルダーにおいては、可能な限り個人レベルまで分析したうえで、丁寧な対策を講じます。コミュニケーションプランの策定では、適切な情報を適切なタイミングで関係者に提供するための会議体やコミュニケーションツールを策定します。変革成熟度診断では、プロジェクトがどの程度変革を達成したかを評価することで、モチベーションの向上につなげることができます。

変革を成功させるためには、ステークホルダーが得られるベネフィットやビジョンを関係各所に丁寧に説明し、リーダーシップの体制を整え、キーパーソンの心的状況を捕捉し、必要に応じて行動変容を促すアクションを行いながら、計画的にチェンジマネジメントを推進していくことが重要です。

チェンジマネジメント サービスメニュー

• 変革ビジョンの策定
• チェンジマネジメント計画の策定
• チェンジリーダーシップ体制の確立
• ステークホルダー分析
• 変革の影響分析
• コミュニケーションプラン策定
• 変革成熟度診断