アーキテクチャ・モダナイ

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企業変革にかかわるモダナイゼーションを強力に支援

昨今ビジネスの変化が著しいため、変化に対応できるITシステムが求められています。従来のシステムでは対応できない速さと柔軟さが必要となり、企業が市場で優位性を保つためには、これまでのシステム刷新とは異なり、継続して時代の変化や顧客の要望、新たに生み出されるテクノロジーをいち早く取り込めるITのモダナイゼーション(※)が求められています。

  • ※モダナイゼーション:「近代化」「現代化」の意。従来のシステムを最新のテクノロジーやトレンド、業界標準に合わせて最適化し、新たな価値を生み出すように変革すること。

しかしながら、多くの企業ではITシステムに長年の業務仕様が追加実装され続けており、ブラックボックス化や属人化が起こっています。

Ridgelinezでは、現状システムを俯瞰的に整理したうえで、刷新の方針および構想計画を策定し、ビジネスに最適かつ進化し続ける「生きたITシステム」の実現を支援します。

【図1】モダナイゼーション イメージ【図1】モダナイゼーション イメージ

Ridgelinezでは、ビジネスニーズに合わせてシステムを個別最適化するのではなく、定型化可能な業務に関しては、標準的なシステムやフレームワークに業務を合わせていく「Fit to Standard」の考え方を取り入れることを推奨しています。
そのために、お客様とシステムの現状について棚卸しを行いながら、定型化可能な「基本・標準化」領域と、ビジネスの源泉となる自社のノウハウや培った経験が詰まった「成長・差別化」領域を特定し、業務とシステムのあるべき姿・方針を策定します。

【図2】業務整理の例【図2】業務整理の例

各システムを疎結合で連携するクラウドネイティブなアーキテクチャを採用することで、ビジネスの変化に柔軟かつ迅速に追従できる「生きたITシステム」をデザインします。

【図3】ITモダナイゼーション アーキテクトデザイン例【図3】ITモダナイゼーション アーキテクトデザイン例

アーキテクチャ・モダナイ サービスメニュー

  • システムモダナイゼーション(構想策定・計画立案)
  • アーキテクチデザイン(EA、Fit to Standard、システム間連携)

アーキテクチャ・モダナイ 事例紹介

  • 大胆なITモダナイゼーションでデータドリブン経営を加速

    大胆なITモダナイゼーションでデータドリブン経営を加速

    ある工作機械メーカーは、データドリブン経営への移行を考えていました。そのためには大胆なITモダナイゼーションが不可欠です。

    そこで、Ridgelinezとともに、クラウドネイティブ、アジャイルネイティブテクノロジーを駆使したITモダナイゼーションを進めた結果、グローバルでのダウンタイムゼロなど、業務システムのランニングコストを50%削減できました。並行して、80%の人材がリスキリングを行い、クラウド人材としての新たな挑戦に向けた取り組みを加速。現在、こちらのクライアントのシステム開発の生産性は、導入前の150%増になっています。

    今後も、システム開発保守リソースを、競争領域でのDX活動へとさらにシフトさせるべく、新たな取り組みを予定しています。

  • 製造業でのSAP導入における“Fit to Standard”アプローチ

    製造業でのSAP導入における“Fit to Standard”アプローチ

    ある製造業のクライアントでは、データドリブン経営/業務プロセス変革を目指してSAP導入を推進していましたが、標準機能で対応しきれない大量のアドオン開発要望に苦慮していました。

    その中でRidgelinezは、社内実践・経験に基づいたERPアドオン開発を極小化する「Fit to Standard」アプローチをご提案。
    業務部門へのチェンジマネジメントにて業務標準化を行い、SAP周辺にローコードプラットフォームやデータ利活用基盤を整備、アドオン開発を極小化し、柔軟性/拡張性の高いアーキテクチャを実現しました。

  • 密結合した基幹システムを、データ観点で全体最適化し、疎結合連携へと変換

    密結合した基幹システムを、データ観点で全体最適化し、疎結合連携へと変換

    ある流通業社は、ビジネス環境の変化に伴い、物流サービスを改善する必要がありました。しかしながら基幹システム周辺に増改築したシステム群がサイロ化し且つ老朽化しており、その保守が重荷となっていました。
    更にはシステム間でデータ構造が統一されていないために様々な問題を抱えていました。

    そこでRidgelinezは、まずデータ構造に着目し、業務部門も巻き込んでその可視化を行い、データガバナンス方針を纏めました。次にシステム間の連携を疎結合にするアーキテクチャを採用し連携基盤を構築、事業戦略に沿ったモダナイズを段階的に進めるシステム更改指針を策定しました。
    その結果、ビジネス環境の変化にいち早く対応できるシステム基盤を実現しました。

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