書籍「HUMAN∞TRANSFORMATION」を発刊 ―日本企業をリデザインする、人起点の変革リーダーシップ―
2023年05月12日 プレスリリース
Ridgelinez株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:今井俊哉、以下Ridgelinez)は書籍「HUMAN∞TRANSFORMATION」(ヒューマントランスフォーメーション)を2023年5月12日に発刊しました。
Ridgelinezは戦略から実行までEnd to Endで支援する総合プロフェッショナルファームとして、クライアントの経営課題解決に伴走しています。不確実性の高い現代社会において、企業が競争優位性を確保するためには、経営者自らがリーダーシップを発揮し、組織全体を変革・改革へと導くことが求められています。本書では、Ridgelinezが企業の変革支援を行った実例である、富士通株式会社(以下 富士通)が実行している全社DXプロジェクト「フジトラ」や、その過程で独自に確立したヒューマンドリブンの変革モデルなど、日本企業が自社の変革に今後どう取り組むべきかを実践的かつ具体的に提示します。
本書の目次と内容
1章 富士通、真のDXに挑む
世界がデジタルによる変革(DX)に向けて突き進む中、日本が出遅れたのはなぜか。新型コロナウイルス感染症のパンデミックで、企業は「危機への対応」という形で対応を迫られました。それでも日本企業のDXを阻む要因と、「変わらない富士通」を変えるための取り組みをさまざまな事例とともに紹介します。
2章 リッジラインズ、出島としての決意
Ridgelinezがプロフェッショナル集団としての変革創出企業という形で立ち上がっていくには、従来の富士通とは一線を画すオペレーションモデルや組織運営を取ることが必要であり、そのためには本体と全く違う人材の採用、思い切った人事・報酬制度の導入、新たな行動規範の定義などが必須だと考えていました。企業のトランスフォーメーションにおいて最も大切な「人起点」の経営について紹介します。
3章 一人ひとりの行動変容から企業は変わる
企業のトランスフォーメーションには「組織内にいる人材が本来的に持っているパワーを最大限に発揮してもらう」ことが極めて重要です。事業、組織・人、パーパスの3つを「人起点」で捉え、持続的に進化する未来を創っていくためのアプローチについて紹介します。トランスフォーメーション実現のためのポイントとなる「人を捉える2つのeXperience」と「ビジネスを高度化させる2つのeXcellence」を掛け合わせた「4X思考」について解説します。
図 ヒューマンドリブンの変革モデル
4章 エクスペリエンスを変革させる「4X思考」
企業を変革に導く「4X思考」として、EX(エンプロイー・エクスペリエンス)とCX(カスタマー・エクスペリエンス)を起点として、全社にトランスフォーメーション(変革)を広げていった富士通とオルビスをケーススタディとして紹介します。
5章 ビジネスエクセレンスを高度化させる「4X思考」
前章とは異なる「4X思考」の変革事例としてマネジメントとオペレーションの変革、MX(マネジメント・エクセレンス)とOX(オペレーショナル・エクセレンス)の2つの側面から変革を進めていった企業をケーススタディとして紹介します。また、CX、EXを含む4つのXや、それぞれの連携を加速するためのデータとテクノロジーについても述べます。
6章 4Xを駆動させる、Ridgelinez独自の人起点アプローチ
人起点での行動変容を巻き起こしていく役割を担う企業経営者や幹部社員といったチェンジリーダーが、より深く人を理解し、変革を駆動させるための着眼点や方法論について、Ridgelinezが手掛けたプロジェクトなどの実践知を基に紹介します。
最終章 「フジトラ」を起点に日本を変革する
「12万人の従業員の力を本当に存分に使い切れているのだろうか」という自問のもと、富士通 代表取締役 時田氏が進めたパーパスの変革。そして、「フジトラ」を起点に、デジタル技術を駆使して企業や組織の変革を実現していくなかで設立されたRidgelinez。富士通とRidgelinezのシナジーにより日本企業に提供していく価値について、富士通 代表取締役 時田氏とRidgelinez CEOの今井の対談形式でお伝えします。
出版概要
書 名:『HUMAN∞TRANSFORMATION』
(ヒューマントランスフォーメーション)
発売日:2023年5月12日
価 格:1,980円(税込)
発行元:日経BP 日本経済新聞出版
ISBN-10: 4296116126
ISBN-13: 978-4296116126
全体監修・執筆者紹介
監修者・田中道昭
立教大学ビジネススクール教授、戦略コンサルタント。Ridgelinez戦略アドバイザー。専門は企業・産業・技術・金融・経済等の戦略分析。日米欧の金融機関にも長年勤務。主な著作に『GAFA×BATH』(日経BP 日本経済新聞出版)、『2025年のデジタル資本主義』(NHK出版)など。テレビ東京WBSコメンテーター。日経新聞電子版Think!エキスパート。
今井俊哉
Ridgelinez株式会社 代表取締役CEO
約30年にわたり、コンサルティング業務に従事。富士通を経てブーズ・アレン・アンド・ハミルトンに14年在職。その後、SAPジャパン(バイスプレジデント)、ベイン・アンド・カンパニー(パートナー)、ブーズ・アンド・カンパニー (代表取締役)、PwCコンサルティング(副代表執行役)を経て、2020年より現職。
小野圭史
Ridgelinez株式会社 執行役員 Partner
ブランド戦略を軸とした事業構想・インナーブランディングや企業変革における人材育成、人的資本経営・組織風土改革の推進に従事。総合商社、戦略コンサルティング、ファストファッション、ラグジュアリーブランドを経て現職。グロービス・パートナー・ファカルティ―。
田中培仁
Ridgelinez株式会社 Director / Chief Creative Director
ブランド戦略と事業戦略を繋いだ新規事業創出プロジェクトを主導。統合的なクリエイティビティを強みとし、DXビジョン構想、新サービスデザイン/ブランディング、組織/カルチャー変革など100件を超えるプロジェクトを牽引。グッドデザイン賞2013/2015/2021、SDA賞、日経ニューオフィス賞など。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
Ridgelinez株式会社について
Ridgelinezは戦略から実行までを支援する総合プロフェッショナルファームです。ストラテジー、デザイン、テクノロジーをクリエイティブに融合させ、クライアントの経営課題解決に伴走します。金融、製造、通信、運輸、リテールなど多岐にわたる業界で、デジタルテクノロジーを通じて変革を加速し、End to Endのコンサルティングサービスを提供します。Ridgelinezは変革の中核となる「人」を起点にした独自の先見力によって、チェンジリーダーと共に持続的な未来を創造するパートナーとして社会に貢献します。
本書籍に関するお問い合わせ
Ridgelinez株式会社
担当:Brand Communication 平原、岡田
直通電話:03-5962-9391
本サービスに関するお問い合せ:https://www.ridgelinez.com/contact/form/service/
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Ridgelinez株式会社
担当:Brand Communication 山下
直通電話:03-5962-9391
Mail:contact-pr@ridgelinez.com