Ridgelinez、「メタバース事業開発支援サービス」のサービス内容を再編し、 メタコミュニケーション®サービス、Web3支援コンサルティングに特化
2023年05月10日 プレスリリース
Ridgelinez株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:今井俊哉、以下Ridgelinez)は、「メタバース事業開発支援サービス」の内容を再編し、メタコミュニケーション®サービス、Web3支援コンサルティングに特化します。
Ridgelinezは、2022年10月に「メタバース事業開発支援サービス」の提供を開始し、「メタコミュニケーション®サービス」、「アーバンデザイン」、「Web3プラットフォーム」、「ワークオンデマンド」の4つのアプローチでコンセプトドリブンなサービスを推進してきました。約半年間のサービス提供を通じて、Web3を活用した行動変容とメタコミュニケーション®の実現による価値観共有が、クライアントのビジネス加速に有効な要素であることが検証できたため、同要素を主軸に据えて、サービス内容を再編し、クライアントのビジネスに一層貢献します。
図1 テクノロジーを活用した事業変革
メタコミュニケーション®サービス -「メタバース」の活用に関する実践的アプローチの提供
メタコミュニケーション®サービスでは、「メタバース」の活用を検討している企業を対象とした、新規事業構想などのコンサルテーションを提供します。バーチャル空間と現実空間の融合を促進するため、空間型のメタバースインターフェースの検討および実証実験環境の構築を支援します。また、必要に応じて外部パートナーとのコラボレーションのコーディネートも行い、より高度で先進的なメタバースの実現を目指します。
主なサービスメニュー
新規事業構想、マネタイズモデル設計、ビジネス検証のための実証実験実施・評価・システム実装、空間型のメタバースインターフェースの検討および検証モデル構築の支援
サービス事例のご紹介
株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊基之、以下NTTドコモ)が今年2月にβ版サービスを開始した新たなメタバースサービス「MetaMe」(※1)の構想立上げを、Ridgelinezが支援し、メタコミュニケーション®の実現による次世代のコミュニケーション体験を共創しました。
個のアイデンティティを起点に、現実世界より柔軟かつダイナミックに人々がつながり合うことを目的として、ありのままの自分を表現できるアイデンティティの世界と、アイデンティティを起点に人々が自律的につながることで新たなコミュニティが生まれていく世界をRidgelinezが構想しました。
また、人々が自らのアイデンティティを他者と共有するオーラや、価値観の合う他者との出会いを誘う動物を模したアバター等の仕掛けにより、人々やコミュニティと新たに出会うコミュニケーション体験をデザインしました。
図2 MetaMe 価値観を表現するオーラ(提供NTTドコモ)
検討開始からプロトタイピングのファーストトライアルまで3カ月で行い、NTTドコモのアイデンティティとも言えるコミュニケーションに立ち返った新たな世界をアジャイルに開発しました。
Ridgelinezは、メタコミュニケーション®の考え方をベースに、企業としての在りたい姿(ビジョン)を策定し、その実現に向けた戦略立案から価値や体験のデザイン、テクノロジー検討までを同時に実行することで、アジャイル型で迅速にプロトタイピングと仮説検証を行う支援をしています。
Web3支援コンサルティング - ブロックチェーンやDAOをベースにした新しいエコシステムの構築支援
Web3支援コンサルティングでは、ブロックチェーンを中核技術に据え、Web3への取組みの構想策定から体制構築、実装に向けた実証実験までを支援します。ブロックチェーンのもつ分散性や直接性などの特長を活かし、環境エネルギー、製造、インフラ、流通、まちづくり、エンタープライズ運営、決済、エンタメなど多様な領域におけるエコシステムやサービス構築を支援します。
特にRidgelinez独自の、ブロックチェーンコインに画像や音声、テキストコンテンツを付加したビジュアルコイン(特許出願中)により、決済とエンタメの融合によるユニークなトークンエコノミーの実証実験が可能です。クライアントの事業のトライアルと実践をアジャイルに行うことで、トークンを活用した事業開発を支援します。
主なサービスメニュー
ビジュアルコインプラットフォーム開発、多様な価値を交換する基盤の提供(個人や企業の関心、環境価値、NFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)、ポイント、チケット、地域通貨、企業通貨など)、Web3 による透明性のある情報共有、意思決定、知財管理の支援、Web3、DAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)への移行支援プログラムの提供、価値創出プログラムの構想および実証実験の支援
サービス事例のご紹介
Ridgelinezは、2023年3月から富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:時田 隆仁、以下富士通)が国内で無償提供を開始した「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」にて、富士通が取り組むWeb3のコンセプト戦略の立案を行いました。
富士通は、2023年2月には、企業や個人の間でセキュアなデータ流通と活用を実現するブロックチェーン技術などを搭載したトラスト機能群「Fujitsu Computing as a Service(CaaS)」Data-e-TRUSTを、グローバルパートナー共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」に参画するパートナーを対象に無償トライアル提供を発表(※2)しました。コンピューティングリソースも社会課題解決のコモンズと位置づけ、富士通自身もコモンズの一員としてWeb2.0からWeb3への接続を支援するというRidgelinezが提案した全体コンセプトが採用されています。
図3 Web3の世界観
Ridgelinezは、この活動で今後新たに価値創出が期待される複合的な領域においても富士通と連携を強化するとともに、一連の活動を自律分散的にアクティブに推進するため、行動変容を促進するWeb3に特化したフレームワークを活用します。
Ridgelinezは、本取り組みで得た実践知を活用し、お客様やパートナーとの協働により、Web3がもたらす変容を実感し体感するプロセスに伴走します。
※1「MetaMe」は、株式会社NTTドコモの商標です。
※2(参考)Fujitsu Web3 Acceleration Platformをグローバルに提供 Web3による新たな価値創出と自律分散型社会システムへのリデザイン。https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/02/6.html
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
Ridgelinez株式会社について
Ridgelinezは戦略から実行までを支援する総合プロフェッショナルファームです。ストラテジー、デザイン、テクノロジーをクリエイティブに融合させ、クライアントの経営課題解決に伴走します。金融、製造、通信、運輸、リテールなど多岐にわたる業界で、デジタルテクノロジーを通じて変革を加速し、End to Endのコンサルティングサービスを提供します。Ridgelinezは変革の中核となる「人」を起点にした独自の先見力によって、チェンジリーダーと共に持続的な未来を創造するパートナーとして社会に貢献します。
本サービスに関するお問い合せ
Ridgelinez株式会社
High Technology Industry and Innovation 海谷、宮下
直通電話:03-5962-9391
本サービスに関するお問い合せ:https://www.ridgelinez.com/contact/form/service/
報道関係者お問い合わせ
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担当:Brand Communication 山下
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