「人とテクノロジーを起点にした安心・安全・高品質なビジネスの実現」
従来の企業活動におけるリスクマネジメントは、"システムの安心・安全"をいかに守るかが論点でしたが、DXが進み、企業活動がデータドリブンにシフトすることで、"データの安心・安全"に加え、"品質の保持"がリスクマネジメントの重要課題の一つになってきています。
また、企業同士や企業と消費者、フィジカル空間とサイバー空間が"つながる世界"では、従来とは違い、リスク影響が自社のビジネスだけでなく社会全体に波及するため、ステークホルダーとのリスクコミュニケーションも社会的責任として果たしていく必要があります。
一方で、デジタル時代におけるリスクは、「ビジネス」「テクノロジー」「リーガル」など多様な観点で認識・評価する組織能力が求められますが、現在の日本企業の多くにおいてリスク部門がサイロ化しているため、それを打破する全社的な機能整備への取り組みがこれからは必要となるでしょう。そのようなリスクマネジメントの変革を、私たちは、人とテクノロジーを起点にして取り組みます。
ビジネスのスピードを落とさずに安心・安全そして高品質を維持するためには、企業が人を直接的に統制するのではなく、①リスク感度を人の価値観の中に取り入れていくための環境の整備、②セキュアでトラステッドなDX基盤の整備など、人とテクノロジーによるガバナンス体制を強固にすることで、変革後の持続性を高め、安心・安全・高品質なビジネスの実現に取り組んでまいります。