日本の製造業の強みを最大化するデジタルエコシステム
開催日:2021年11月25日
終了しました。
今、日本の製造業が求められていることは、変化への対応力とトランスフォーメーションです。その期待に応えるためには、自社内の効率化や体質強化だけでなく、部門や企業を超えた連携が必要であり、データ整備・データ連携やコネクティッドなモノづくりに備えた業界横串の対応・標準化といったことが注目されています。
本イベントでは、自社の強みを再発見・最大化するために、デジタルによるエコシステムを構築していくトランスフォーメーションについて考察します。また、一部で始まっている具体的な取り組みなどを交えながら、目指すべき方向性・備えるべきポイントについてご紹介します。
開催概要
開催日時 | 2021年11月25日(木)13:00 - 14:45 |
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開催場所 | オンライン(視聴URLをメールにてご案内します) |
参加対象 | DX推進およびエコシステムに興味をお持ちの製造業および地方自治体 / 大学・研究所の経営幹部・チェンジリーダー |
参加費 | 無料 |
申込期限 | 2021年11月25日(木)12:00 |
プログラム
01 日本の製造業の課題と展望
パンデミックや自然災害、地形学など環境激変の中、製造業はダイナミックケイパビリティを求められています、そのためのDXは不可欠ですが、調査結果からみる実態は厳しいものがあります。その背景には、サイロ化した従来プロセスから抜け出せないという問題があり、バリューチェーンの課題とも言えます。
本講演では、大企業だけでなく中小企業を含めた製造業にとっての課題と展望について考察します。
※なお、本講演は、9月15日開催【TRANSFORMATION SUMMIT 2021】のセッション「バリューチェーン改革からアプローチする製造業DX」 内の伊奈氏の講演と同内容です。
伊奈 友子 氏
経済産業省
製造産業局
製造産業戦略企画室長 兼 ものづくり政策審議室長
02 これからのグローバル競争力とDXビジョン
―デジタルで強みの最大化に挑戦する先端中小製造業の取り組み―
世界的にDXが進む中、日本の製造業がグローバル展開し、海外企業と競争・共生していくにはデジタルを活用し、生産性を高めなければなりません。
本講演では、グローバル展開とコロナ禍での経験を経て、デジタルの必要性を感じ、自社だけでなく業界全体での成長を睨んだ取り組みについてご紹介します。
森西 淳 氏
AeroEdge株式会社
代表取締役社長
03 デジタル時代のモノづくりが採るべきDXの方向性
自動車をはじめとした製造業のモノづくりを変革するDXを成功させるにはサイバー空間の市場機能や経済力を活かす必要があります。
本講演では、サイバー空間を活用する階層モデルを定義し、日本の製造業における階層ごとの課題と進むべき方向性をご説明します。
小川 紘一 氏
東京大学 シニアリサーチャー
Ridgelinez シニアアドバイザー
04 製造業におけるトランスフォーメーション
―強みを最大化するビジネスエコシステムの構築―
これからの製造業で求められるものは、強みを最大化してトランスフォーメーションしていくことです、そのために、企業単体のあり方だけでなく企業間連携から業界連携を視野に入れたビジネスエコシステムの取り組みが必要となります。
本講演では、製造業の現状と課題を再認するとともに、変革に向けてビジネスエコシステム構築という観点で考察し、取り組みへのポイントを導き出します。
瀧澤 健
Ridgelinez
Principal
Operational Excellence Practice Leader
中谷 仁久
Ridgelinez
Principal
Manufacturing, Engineering & Construction
お問い合わせ先
弊社担当コンサルタントまたは以下へお問合せください
Ridgelinez株式会社 TRANSFORMATION DAYS 事務局
E-mail : rdl-ox_event@cs.jp.fujitsu.com
※所属・役職は掲載時点のものです