2025年3月7日(金)、「データマネジメント2025―「Data as a Product」の時代へ―」にRidgelinez Director 岡本裕史とSenior Manager 三上裕子が登壇します。

Director 岡本裕史は、「分散データの壁を超える実践アプローチ―データ仮想化でビジネスを加速する―」をテーマに講演します。「業務システムのリプレース」、「システムごとに分散したデータの統合」、「意思決定に必要なデータの素早い収集」―。著しいビジネス環境変化の中、DXに取り組む多くの企業がこうした課題に直面しているのではないでしょうか。
それらの解決策として、DWH、DL、ETL、ELT、EAIなど様々な手法が存在しますが、現状では「銀の弾丸（万能な解決策）」は存在しないのが実情です。その中で注目を集めているのが、集中型と分散型の両方を選択可能にし、柔軟なデータ基盤構築を可能にする「データ仮想化」という技術です。
 本講演では、システム間のデータ連携における実践的なアプローチとしてのデータ仮想化技術の詳細と、それを支える運用プロセスについて具体的にご紹介します。

Senior Manager 三上裕子は、富士通株式会社 Global Solution Business Group Strategic Planning Unit Manager永野友子氏とともに登壇し、非財務（ESG）データのマネジメント（サステナビリティデータ）研究会として「『ESG情報×データマネジメント』の要所─企業価値向上を目指した企業内連携のヒント」をテーマに講演します。2050年の脱炭素実現に向け、ESG投資の加速とともに、欧州では企業サステナビリティ報告指令（CSRD）により、サステナビリティ報告を財務報告と同等のレベルに引き上げることや、データのタグ付けが求められています。本研究会では、これらのデータ公開に関する課題解決や知見の共有を目的として活動を行っています。
 本講演では、「ESG情報×データマネジメント」をテーマに、ESG業務担当者とITシステム担当者が共に理解を深めながら取り組みを推進するためのヒントを、研究会を通じて得られた知見とともにお伝えします。