Leadership
Interview
リーダーシップインタビュー

ホームキャリア採用 Leadership Interview 小野 敦史 Principal Management Control Practice Leader

個性を認め合い、多様な人と融合しながらキャリアを自分自身で作ってほしい

個性を認め合い、多様な人と
融合しながらキャリアを
自分自身で作ってほしい

小野 敦史Atsushi Ono上席執行役員PartnerManagement Control Practice Leader

戦略、実装、行動変容
トランスフォーメーション・ジャーニーの支援

Ridgelinezでの私の役割は2つあって、1つはマネジメント・コントロールという経営管理領域のコンサルティングを実施するPracticeのリーダーをしています。もう1つはコーポレート組織のアドバイザー的な役割です。そういう私の立場からお話しさせていただくと、まずRidgelinezの一番の特徴は、いわゆるコンサルティングだけではなくて実装も行い、組織が変わり、お客様の行動が変わっていくまでという一連のトランスフォーメーション・ジャーニーをそれぞれの専門チームが一体となってご支援する、というところです。

一般的にコンサルティングサービスというと、課題を解決する施策を提示して、運用していくのはお客様にお任せする、というイメージがあると思います。そうではなくて、プロトタイプを作ってご理解いただき、実際に使ってもらって検証と修正を繰り返しながら、それぞれの組織の役割や人の配置を変えていくところまでサポートして、初めてトランスフォーメーションができると考えています。私たちが考えるDXの定義は、ツールを入れるだけではないということです。さらに先を言えば、蓄積したデータを活用して新しい価値をお届けする、新しい企業の姿に変える、というのが本来のDXの到達地点だと思っています。

専門性を融合させた提案で行動から変革していく

私たちの優位性を具体的にお話しすると、特にテクノロジーに関してスピーディーに実装できるという点ですね。戦略から次の段階に引き継ぐときに、プロジェクトの遅延や情報伝達の漏れによるトラブルが起こらないように、私たちは「インダストリー・グループ」「コンピテンシー・グループ」「テクノロジー・グループ」と3つに分かれた専門集団が一体となって動きますから、戦略や具体的施策を提示する際に、同時にプロトタイプも作ってみせることができます。そうすると、全体の流れがイメージできて、比較的容易に「我々も変われそうだ」とお客様に感じてもらえるのです。

トランスフォーメーションしないといけない、ということはお客様側も理解はされています。だけど、そのメリット以上に、すべてをやる労力や対処しなければならない社内抵抗の方が大きく感じて、やらないこと、あるいは先送りを選択してしまう。そのハードルを下げるためには、特定の専門性に特化したグループだけでは限界があるので、私たちは論理的に正しい説明をしながら、実際に使うテクノロジーも提示します。そのときに、様々な専門性を組み合わせ、融合させた解決策を提示すること、そしてその変革の道のりに伴走することがとても重要だと思っています。DXは意識改革が必要だと言われますが、人の意識を変えるのはすごく大変なことですし、時間もかかります。そうであれば、先に行動を変えてもらおうと。行動を変えると、意識は後からついてくるものなのです。

2つのPracticeの選択で
キャリアを拡げられる制度を導入

RidgelinezにはPractice制度というものがあります。これは自らの経験やスキルを一番に活かせるプライマリーと、未経験領域へのチャレンジも含め、もう1つの自身の強みとなる経験やスキルを得るセカンダリーという、2つのPracticeを選ぶことができる制度です。選択は自分次第で、会社に強制力はありません。多様で柔軟な人と人との融合で価値を生んでいく、というRidgelinezが目指すサービススタイルのために導入した制度ですが、普通は1つの会社では経験できないような様々なプロジェクトに参加できますし、個人としてのキャリアの幅を拡げるチャンスにもなります。

また、1つのPracticeにおいても、マネジメントロールを担ってリーダーになるというキャリアが推奨されていますが、そのPracticeで専門性を極めてスペシャリストになることができる専門職という制度を設けているPracticeもあります。つまり、専門性を拡げる、リーダーになる、あるいはスペシャリストになる、というように、多様なキャリアの道筋を自身で選択し、チャレンジすることができます。

自分のキャリアは自分で作る
個人の成長をサポートする体制を充実

コンサルティングビジネスは、プロフェッショナルな個人がアセットなのですよね。その皆さんの成長に対して投資を続けるという考えに変わりはありません。入社していただいた皆さんには、Ridgelinezの基本的な考え方やメソッド、例えばロジカルシンキングやリサーチ、すべてのPracticeで内容が共有できるスライドライティングなど、基本的な動きができるようなトレーニングを全社的に行っています。また、各Practice内で行っている専門性の高いカリキュラムのトレーニングもあります。今後はPractice内のカリキュラムの中でも基礎的な内容は全社で共有するというように、両方をサポートしていきたいと思います。

皆さんには自分のキャリアは、自分で作るという気持ちを持っていただきたい。そのための土台となるものは私たちがサポートしていきます。極論ですが、Ridgelinezにずっといることが最良でないケースもあるかもしれない。別のところに飛び出して行ってもいいし、また戻ってきてもいいと思っています。他の会社に行ったときに、“Ridgelinezで経験を積んだ社員はすごいね”と思われるようになっていただきたいし、多くの社員が成長できる会社でありたいですね。

Ridgelinezに入社される方に期待していること

私たちが採用のテーマとしてメッセージしている『個性の融合は、強さだ』。これを発揮するためには、お互いをリスペクトして、価値を認め合うという土台がなければなりません。この人の力を借りようと思えて、自分もまた求められて貢献していく、そういう融合が大切なのではないでしょうか。技術革新ではなく、様々な要素を融合して新しい価値が生まれること、それが本当のイノベーションなのです。新しいことに興味があり、楽しめる人がRidgelinezには相応しいと思います。私は「好きこそものの上手なれ」というのはいい言葉だなと思っています。面白いと思えたら没頭して、苦ではなく楽しめますよね。そういうパーソナリティを持った人を私たちは求めています。また、変わることにチャレンジできる人。お客様をトランスフォームさせるためには、私たち自身が体現しないといけないし、企業変革の急激な坂を上るにはこれだけ大変で、こういうサポートが必要だ、というイメージができる人ですね。

また、目の前に制約やハードルが立ちはだかったときに、他人や環境のせいにしないことも、私はすごく大事だと思います。自分がやらなければいけないと本気で思ったら、どんなハードルでも乗り越えていける。社会を変えてきた人はそうやってチャレンジしてきた人だと思うのです。「自責」という考え方を私はメンバーから学びました。トランスフォーメーションをするためにとても大事なことですし、私たち自身も変わっていくには肝に銘じておかないといけない。そのように思って行動できる人に来ていただけることを期待しています。