テレワーク推進をはじめとした日本企業のデジタル化が顕著だ。しかし、IMDによる世界63カ国・地域のデジタル競争力を分析・評価した「世界デジタル競争力ランキング」によれば、2020年の日本のランキングは27位。昨年の23位よりランクを落とした。特に知識部門のビッグデータ活用、将来への準備度部門のデジタル人材のグローバル化および企業の変化迅速性は最下位という結果になった。
この数字にも表れているように、以前から“DX後進国”といわれる日本だが、世界の“DX先進国”は日本と何が違うのか? ビジネスモデルや企業文化の変革を目指しDXを成功させてきた各国企業から学び、活かせることとは、何だろうか?
早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏、WiL,LLC共同創業者兼CEOの伊佐山元氏を招き、欧米の先進企業と日本企業との違い、そして日本企業がDX成功を果たすために必要なポイント・オブ・ビューについて議論を交わす。

入山 章栄氏
早稲田大学 ビジネススクール教授

伊佐山 元氏
WiL, LLC 共同創業者兼 CEO

渡瀬 博文
Ridgelinez Business Science Principal
※2020年8月6日・7日に行われたイベント『TRANSFORMATION SUMMIT 2020』の動画アーカイブです